Misery SignalsのVocal交代劇

私の好きなハードコアバンドの一つに、Misery Signalsというバンドがありまして。

現時点の最新作は、2013年リリースの「Absent Light」。

このアルバムリリース当時のVocalistが、Karl Schubachという人。

このアルバムのリリースからしばらくして、「Malice X」と題した1stアルバム「Of Malice and the Magnum Heart」のリリース10周年記念ツアーを、当時のメンバーで開始します。

その当時のVocalistは、Jesse Zaraskaという人。

その後、このMalice Xツアーがしばらく続いた訳ですが、それが終わった後もなぜかメンバーが変わらないまま、新しいツアーが始まったり、来日公演があったりしました。

そうすると、さすがに「Karlはどうなったん?」とざわざわしてきます。日本では知名度が低い為か話題になりませんが、海外サイトでは記事になってたりする程度にはざわついてました。

2019年に入って新作制作をスタートさせたみたいなInstagramの投稿が公式からされたんですが、そこには当然Karlは写っていません。

https://www.instagram.com/p/BsZQmwtAG8g/?utm_source=ig_embed

でまぁやっぱり気になるので調べてみたら、2018年夏に、KarlがFacebookにて声明を発表していました。

英語が読めないので機械翻訳して読んでみましたが、事実上の解雇、という感じでしょうか。

バンド内のコミュニケーションがうまくいってなかった、「Absent Light」の制作では蚊帳の外に置かれ貢献できなかった、2015年10月にRyan(Morgan:ギター)から電話で通告された…

私自身は「Absent Light」収録の「Luminary」でこのバンドを知って魅了された口なので、ちょっとだけ残念な気持ちになりました。
とはいえ、名盤と名高い「Controller」と比較すると、まとまりのなさや個々の楽曲のクオリティの面で気になるところも多々あったので、やっぱりね、というのも正直な感想ではあります。

Karl自身は今もメンタルの病気と闘っているようなので、良くなった暁には、ぜひ音楽でもその他の創作でも何でも、新しい活動を始めてほしいです。

そして、Misery Signalsは、早く新しいアルバム出しておくれ。

あと、できれば、Jesseは腕を腰の後ろに当ててシャウトするのやめとくれ。(正直ダサい)

2019年5月20日 (0)